映画『アウトサイダー』(原題:The Outsiders)を見た。1983年公開の映画だから、実に30年ぶり。
公開当時、私はこの映画に出演しているレイフ・ギャレット(Leif Garrett)に夢中で、彼がこの映画に出るというので何度も映画館に足を運んだ。
そんな彼の大ヒット曲が『ダンスに夢中』(I WAS MADE FOR DANCING)で、他の曲では田原俊彦のデビュー・シングル『哀愁でいと』は彼の『NEW YORK CITY NIGHTS』がオリジナルである。
まぁ、それにしても久々に見たこの映画だが、今見るととんでもなく豪華なキャスト陣なのだ。
- C・トーマス・ハウエル
- マット・ディロン
- ラルフ・マッチオ
- パトリック・スウェイジ
- ロブ・ロウ
- エミリオ・エステベス
- トム・クルーズ
- ダイアン・レイン
トーマス・ハウエルは日本でも爆発的人気を呼んで、『笑っていいとも』にも出線したのを覚えている。
マット・ディロンのセクシーさは当時も今も変わっていないし、ロブ・ロウもそう。
パトリック・スウェイジは今なお惜しまれる俳優で、『3人のエンジェル』ではドラッグ・クィーンを演じ、いついつまでも彼の縁起は私の記憶に残っている。
エミリオ・エステベスの活躍も言うまでもなく、それを言えば、トム・クルーズなんて最高に稼いでいる俳優さんだそうだし、当時すこぶる若かった彼らが、今では誰もがでかくなっている。
30年という時の流れを感じるなー。私も年をとるわけだ。
この映画、主題歌もとてもいい。スティービー・ワンダーの『Stay Gold』。これが冒頭の夕焼けのシーンからいきなり流れてくる。見事な黄金色。この歌声と映像で、うっとりしてしまうのだ。
検索してみたら、映画とこの曲と組み合わせて動画がアップされていた。興味のある人はここからどうぞ。
そして、この動画のシーンで歌われているのが、ロバート・フロストの詩『Nothing Gold Can Stay』。
Nature’s first green is gold,
Her hardest hue to hold.
Her early leaf’s a flower;
But only so an hour.
Then leaf subsides to leaf.
So Eden sank to grief,
So dawn goes down to day.
Nothing gold can stay.
この映画の主題歌のタイトルと真逆なのだが、この映画の伝えたいことは『いつまでも輝き続けるんだ』ということ。
青春はいずれ色あせていくが、それでも輝き続けて生きていくんだ。
今で言えば、熱く生きろって感じかな。
ゲイも若い頃は売れるけど、年をとると若さで売りにしていたものが失われていく。
『寄る年波には勝てない』というのは、私もこの歳になって実感している。
青春は色あせてもなお輝き続ける。そうありたいものだ。
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