映画『カミングアウト』予告編
今月29日(土)から来月19日(金)まで、渋谷のユーロスペースで公開される同性愛者の映画『カミングアウト』
その予告編がアップされていたので、埋め込んでおきます。
ストーリーなどの詳細は公式サイトへどうぞ。
リアルタイムで見る予定はないけど、DVDが発売になったら見ようと思っています。
とりあえず予告編を見た感想は、ゲイを演じる高橋直人くん、パッと見、ゲイのアダルトDVDで見たような顔だったので、一瞬、「えっ?」となった。嵐の櫻井くんに似てるわな。
サブタイトルは、「ゲイの青年が、カミングアウトするまでの物語」となっている。
予告編を見ると確かにそのようだが、私なんかは逆にカミングアウトというものを重く暗いものにしている面もあるのではと、一部否定的な思いを抱いてしまう。
ゲイであることに常にどこか被害者意識を持っているような感触が私はどうも嫌で、カミングアウト一つとっても、なぜここまで大事にして騒ぐのかという気持ちもあれば、実際そういう場にあるゲイに接すると、心から寄り添い励まし、応援せずにはいられない自分もいたりする。
自分はというと、陰口や噂話であれこれ言われるのが嫌で、正面切ってそいつにカミングアウトしたことはあったけど(勿論、二度とそんなことはさせないよう脅した)、これ以外は、ノンケを好きになったら告白するだけだったからね。好きと言われれば、何だそうだったのかって自ずと誰でもわかるわな。
個人的には、この自然な成り行き、日常性に非日常的な事件を持ってこないやり方がいいと思っているんだけど。この手の映画にしても物語にしても、随分と大仰な気がしちゃうんだな。
まっ、複雑だわ、簡単に言うとね。
でも、過剰に複雑な問題にしすぎていないかっていう思いもある。
そもそもカミングアウトの必要性への疑問を、完全に払拭できないからだろうな。
もっと言えば、いつまでこの問題に留まっているのかという思いもある。
どう描いているのか、楽しみな映画ではあるけれど、サブタイトルからして大体想像がついてしまうっていうのも、ちょっとね。
うれしい裏切りがあってくれたら良いけど。
予告編埋め込んでおきます。
橘亨 /
Author & Editor
Has laoreet percipitur ad. Vide interesset in mei, no his legimus verterem. Et nostrum imperdiet appellantur usu, mnesarchum referrentur id vim.
0 comments:
Post a Comment